2012年5月9日水曜日

お店のブランディングはスタッフのパフォーマンスから


お昼は定食、夜は居酒屋のお店に、20代男性と、ちょっと派手な40代女性のカップルが入ってきました。(私はこの店でランチを食べてる客です)
そのカップルはランチを注文した後に「ビールも」とオーダーしましたが、店員は「お昼はアルコールはお出ししません」と冷静に却下。すると、このカップル「ビール飲めないんだったら他に行くわ」とお店を出て行ってしまいました。ま、これは、需要と供給がマッチしなかったから仕方ない残念なシーンですよね。
10秒も経ったでしょうか。
店員がおもむろに「あのおばちゃんの香水の匂い何!?」「なんか小学生の時の参観日みたいな気分悪なる匂いしたな!」「あんな匂いでご飯食べれるんか?」・・・と口々に悪口を言い始めました。お腹立ち少しは理解できないでもないですが。
ご本人がいないからOKと思ったのでしょうが・・・ そんな安易な判断をしてしまう店員さんが世の中には多いですね。
こういう時は他のお客さんのことも考えないと。
店員の悪口に共感する客人も一瞬はいるのですが・・・多くの人の心には、「自分も店を出たらこの店員達は同じように酷い悪口を言うのかな?」という懐疑心が芽生えて、時間と共にそれが不快感へと膨張して行くものです。
はい。お客さんを失いました。THE END.....
お店の接客マナーは全方位でないと意味がありません。
店員さんは全方位から見えるステージに立つ演者のようなものなのです。お料理以外に、立地がいい、内装がいい・・・ とか大切なことはたくさんありますが、店員のパフォーマンスっていうのも最重要なポイントだと思います。

ランチはリーズナブルで美味しかったのに・・・ 私ももうあの店には行かないだろうな~。(^_^;)

マーケティングブランディングの視点で見ると「大失態」だったということですね。

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