2017年5月30日火曜日

北新地の新大ビルの創作イタリアン『ラチェルバ』でランチ

北新地の新大ビルの創作イタリアン『ラチェルバ』でランチ。

近代的だが落ち着き払った店内の空気が心地よい。

イタリアの郷土料理をベースにして、和歌山や奈良の食材を使ったという料理はどれもこれも優しくて美味しかった。

帰り際に登場したシェフがいい雰囲気で・・・ 
食への熱さや、優しさがそのままお皿の上の料理に結晶した・・・ そんな好印象。

大阪府大阪市北区堂島浜1-2-1 新ダイビル 2F












2017年5月23日火曜日

超クレイジーだけど力強いメッセージをくれる 映画『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー リミックス』





超クレイジーだけど力強いメッセージをくれる・・・SFアクション映画。 全編70~80年代ポピュラー名曲の数々のメロディーと歌詞で彩られ音楽ファンをも唸らせてしまう。 オープニングでElectric Light Orchestraの『Mr.Blue sky』にあわせてベビー・グルートがCuteにステップを踏み始めた瞬間から私の心は奪われてしまった。 物語に感傷的に寄り添うFleetwood Macの『Chain』やCat Stevensの『Father & Son』に再び涙するなんて。 メッセージのコアは、最近私自身の人生でも出来事がメッセージしてくれる「絆」。 登場キャラクターそれぞれの様々な「絆」が観る者に教えてくれる。 「絆」が人をより強くより優しくする その「絆」を成り立たせるのは「家族」という概念や「血」という生物学的なつながりでは決してない。 そして、自分が一番必要としている人は、意外と傍にいて、自分がそれに気付いてないだけという真理。 そんなメッセージが天真爛漫なSFストーリーで語られる。 やはり脚本が凄い! このCRAZYは楽しい このCRAZYは心を熱くする。 このCRAZYは勇気をくれる。 予告編でご存知だと思うが小枝君=ベビー・グルートのつぶらな眼(まなこ)とその仕草には絶対ヤラれる。要注意だ!


 

傷つくことでこそ人間は進化できる 映画『スプリット 』



24重人格の男と、その男に誘拐された、幼少期から、虐待を受けてきた少女の物語。ドキドキハラハラの脱出劇や痛いサイコものにならないのがM.シャラマン監督らしさ。

傷つくことでこそ人間は進化できる
傷ついだことのない人間は眠っているのと同じ。

物語が沸騰し始める後半。意外な形で生まれる共感と感動。
難解だけど、"心の傷"をテーマに、また凄い作品を作ったもんだ。
不思議だけど見応え十分。
そして、傷つきやすい私は勇気を頂けて、ちょっと泣けてしまった。

最後にブルース・ウイリスが『アンブレイカブル 』 の役名と同じ名で一瞬出て来たり、24分割されたエンドロールという仕掛けにニヤリだ。
この意味のなさがまた意味深なんだ。

スピリチュアル体験 映画『パーソナル・ショッパー』


ストーリーは最初から思わぬ方向に展開。
霊が現れたり、ラップ現象が起きたり、エクトプラズムが出てきたりと様相はスピリチュアルホラー。
「パーソナル・ショッパー=代理お買い物人」の話しはどうなった? と首を傾げつつもグッと引き込まれる作品のオーラ。

「私は死んだ人の霊がどうかはわからないけど、何かの存在は感じる。パイプのような」という主人公のセリフ。

私自身も彼女と同様、感じたり聞いたり見たりするのに
それを「霊」と落とし込むことができない頑固な人間なので
この「バイブのような」という表現に深く共感。

私達のような音楽ライターは音楽の演奏が発する雰囲気を「バイブ」と書く事があるが…
この音楽的な表現が妙にしっくりくる。
理屈じゃないフィーリングってやつだ。

視覚的、聴覚的、空気感… すべてが私の体験に近くて、
この脚本家は間違いなくスピリチュアル体験のある人間だ。

ストーリー自体は常識的に見ると謎も多いが
個人的には超しっくりきた作品。

小粋な短編小説の肌触り 映画『カフェ・ソサエティ』


ある青年の恋と人生を1930年代ハリウッド黄金時代のきらびやかな社交界(カフェ・ソサエティ)を背景に描いたロマンティックコメディ。

人生が本当にこんなに軽快だったら… そんな言葉が口に出るほど"ド軽快"に"ド粋"に流れるストーリーとセリフの数々。
ギャングが人を撃ち殺しても、この作品の中ではなぜか軽快で爽やか。

アメリカの短編小説家… 
例えばアーウィン・ショー(「夏服を着た女たち」「ニューヨークは闇に包まれて」)やピート・ハミル(「ニューヨークスケッチブック」)の作品を味わったような後味。それは、大きく感情を揺らすことなく、心の奥底に忍び込んで人生の機微を感じさせてくれる一編を読み終わった後味だ。

ある意味、脚本と監督のウディ・アレンらし過ぎる作品。

ちょっと素敵で ちょっと感傷的で ちょっと含蓄があって そんなさり気ないエピローグが今の時代には新鮮だ。

落としどころは友情 映画『ワイルドスピード アイスブレイク』


2000年に第一作が公開された『ワイルドスピード』のシリーズ8作目。
VFX(ビジュアルエフェクト)を駆使して作り上げられた、この世にありそうでない非常識ド迫力アクションシーンの連発。

「映画ってどこまで行っちゃうんだろう?」なんて心配はご無用。
落としどころはシンプルに『友情・仲間。正義感』といった感情論。
ここにはリアルワールドでありがちな打算や計算がなくていいや!

事情があるとはいえ
互いに命の奪い合いをしておいて
一件落着後「裏切った俺を見捨てなかったお前らに感謝する」なんてセリフ 一度でいいからリアルな社会で言ってみたいゾ。

表現者である喜びを感じさせる映画『ぼくと魔法の言葉たち』


ディズニーアニメのストーリーやセリフが、自閉症の少年と家族を、そして少年と世界のコミュニケーションをつないだ。
そんなドキュメンタリー作品。

そこにある家族の愛と日々の大変さを見せられつつも
文章使いで表現者の自分が感じるのは
「表現」という名の自分たちの仕事の「責任」と「可能性」と「喜び」。
このドキュメンタリーを観たディズニーのクリエイター達は嬉しかったはずだ。

ディズニーに比べたら虫けら同然の私だが
人を幸せにする仕事がしたい。
そんな気持ちが蘇った。