2021年4月8日木曜日

転職オファーの不快


転職サイトにプロフィールを掲載していると色んなオファーが舞い込んでくる。

良識を疑うような、ちょっと悪質なオファーがあったので感情的になってしまった。

岐阜の橋本不動産株式会社人事採用担当の長谷川さんという方からかなり熱の入ったオファーメールを頂いた。
少し関心のある仕事内容だったし、その熱心さにほだされて「担当者に一度会ってみたい」なんて気持ちになって応募という形を取った。ただ、返信してからの返事は梨のつぶてで、一度会うどころか、興も覚め切った数週間後に「今回は応募が大変多く、厳正に選考させていただきました結果、誠に残念ながら貴殿のご希望に添いかねることになりました」なんて定番シンプルなコピペアンサーが届いた。
こういうのって、ネットだから、面識がないから、知らない間柄だから許されるものでもないと思うのです。
求職者の気持ちをどう考えてるんだ!?
多くの人は遊びではなくて、それこそ職が欲しくて必死で登録してるんだ。
何度も言うが、求職者の気持ちをどう考えてるんだ!?
そのオファーメールを以下掲載するのでご一読頂ければそのフレンドリーで積極的ゆえの悪質さをご理解いただけると思います。

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初めまして
私、橋本不動産株式会社、人事採用担当の長谷川と申します。
●●●●転職に登録されておられる貴殿のこれまでのご経験・ご経歴をお見受けしまして、まさしく当社が求めている方だと思い、ぜひ一度お目にかかりたく、今回特別オファーメールをお送りさせていただいた次第でございます。
。o○o。.★.。o○o。.☆.。o○o。.★.o○o。。o○o。.★.。
当社、橋本不動産という名の通り、橋本社長の生まれ育った地元・滋賀にて社員160名(うち女性30名)が一丸となって頑張っております総合不動産会社でございます。
土地の仕入
住宅の建築
住宅の販売  
これらを一貫して自社で行っております。
愛されて48年、独自のビジネスモデルで笑顔あふれる街づくり、家づくりを進めてまいりました。
おかげさまで、滋賀県から京都、大阪、奈良、東海エリアにもシェアを拡大して、日々成長をめざして頑張っております。
建設省が推進している高品質住宅や、女性目線のマンション、2世帯住宅をコンセプトにした展示場、耐震性能を強化など、新たな分野で必要とされるものを追求しつづけて地元滋賀を基盤に、成長しつづけております。
。o○o。.★.。o○o。.☆.。o○o。.★.o○o。。o○o。.★.。
今後ますますの企業の発展のため、
貴殿のこれまでのご経験を存分に発揮され、WEB広告責任者としてご活躍いただきたいと強く願っております。
信頼して選び続けていただける会社として成長し続けるために、
顧客満足から感動へ結びつける仕事ができるか・・・
当社の今までのやり方に加えて、貴殿の成功事例や失敗の教訓を
新しい風として吹き込んで、会社を盛り上げていただけたら
これほど嬉しいことはありません。
ぜひ一度、お目にかかりお話をお伺いさせていただけませんでしょうか? 条件的なこと、仕事内容などの詳細につきまして、
貴殿のご希望をお伺いしながら、ご相談させていただきたいと思っております。
なお、滋賀県といいますと、琵琶湖を取り囲んだ県で、
どうしても遠いイメージがあるかと思います。
京都から新快速で30分かかりませんので、
大阪や京都から通勤しております社員も多くおります。
山と湖にかこまれた本当に住環境のよい滋賀県にて働いてみませんか?
是非ご検討くださいませ。
ご連絡をこころよりお待ちしております!
        =============
         橋本不動産株式会社
         採用担当:長谷川
ということでした。
人の気持ちをおもちゃにするのにも限度がある!
酷いでしょ?
冷静に「求職者の気持ちをどう考えてるんですか?」とメールでクレームしましたが謝罪も返事さえもなしです。

2020年3月18日水曜日

お金の世界で悪事を働いた人たちのその後…




お金の世界で悪事を働いた人たちは、社会的イメージを回復するためにやたら「教育」を語りたがるようで、そういう企業や経営者を身近でもたくさん目にする。
一緒に仕事をしたわけではないので、この方自身の本質は知らないけど…
「お金は汚い?」なんて自分も使い古した懐かしキャッチフレーズを耳にすると、懐古趣味的に気持ちが吸い寄せられる。
自身がインサイダー取引で逮捕されて大ニュースになって「投資は危ない」「投資は怪しい」なんてイメージを増幅して国民への投資浸透の足を引っ張ったこの人が一体どんな手法でお金を「表現」できるのか興味津々だったが、教育も番組の内容もかなり雑な印象。
お金云々よりも「教育」「社会貢献」と、この人の汚名回復が目的だったような気がする曖昧な取材コンセプト。
お金の教育の具体的な部分も… 高校生に大金渡して投資体験をさせて生徒の質問への答えは常に「自由です」とは如何に?
かつて天才投資家と呼ばれた人の汚名挽回と嗚咽とカッコつけに付き合きあわされて何だかうんざり。
ドキュメンタリー番組としてもかなり薄っぺらで低品質で大きな疑問が残るものだった。NHKのドキュメンタリー番組は好きだったけど、この「ザ・ヒューマン」って番組は薄くて響かないのが多い。

https://www6.nhk.or.jp/nhkpr/post/original.html?i=22443&fbclid=IwAR0dCrj6LYIcT1ZcwYKP1x4ikr__iQKuVflT-MW4KEIsvk2zzOtZ-c3oXno

2019年8月19日月曜日

3年前の著書『積み立て投資でお金を増やす』再び小さな話題を…


インターネットの一部で、僕が"お金の世界"に居た3年前に作った(書いた)書籍『20代から1500万円 積み立て投資でお金を増やす』が小さな話題になっている様子。
いくつかのブログで改めて好意的に紹介して頂いています。

このてのマネー本の寿命は半年と言われるが、Amazonでは現在も地道に売れ続けてカドカワさんは増刷を繰り返している(印税は?)。その理由を自分なりに分析すると… 「小手先」でなく「基本」と「メンタリティ」と「実話」のリンクが上手く行ったからということになる。作者的には狙い通り。

当時籍を置いた会社の、次世代の看板となる若いFPのブランディングのために著者クレジットまで譲って作ったこの書籍。3年後の今も自身の使命を全うしようと頑張っているのにビジネス的にはまったく活かされていないのは残念で無念。
セミナーに来た人に無料進呈なんてありきたりの事しか考えられないようです。
コツコツ積み上げるためでなくレバレッジが欲しくて書籍出版したのに、それじゃ無意味。

そして…
作者にとって作品は我が子ですから。
素晴らしい子供を生んだのに家を追い出された不遇な母親の気分とでも言えばよいのでしょうか?
この悔しさ、人の心のある方にはきっとご理解頂けると思うのです。

https://gussan-no-ie.com/tsumitatetoshide-okanewofuyasu/

2019年7月13日土曜日

ブラック企業の被害体験談をセミナーに


会員企業70000社を超える、純粋倫理経営を学ぶ団体様から「セミナーしませんか?」と非公式にお声がけいただきました。
このセミナー、"自分の事業の話はご法度"というルールがあるらしくて… 異業種交流と言うよりも良き企業育成の趣が強くて、学校での授業と似通ったニュアンスを受け取っています。

僕は、恨みつらみでなく、反面教師的に、ブラック企業の被害体験談や経営者や企業への残念な気持ちを経営者の皆さんに生々しくお話しようと考えています。ブラックなのにブラックだと思ってない経営者の実話も衝撃的かと。すでに数回、異業種交流会ではお話しさせてもらってます

大手企業や行政の方々はネットでの匿名による感情論に辟易しているので、実名で正々堂々と演壇に立って話す被害者からの実話はかなり響くので是非とのご返事を頂きました。

2019年6月21日金曜日

著者の権利「印税」の行方


昨年、雇用関係のなくなったFP会社で僕が3年前に企画して執筆した書籍『コミックでわかる 20代から1500万円!積み立て投資でお金をふやす』がいまだロングテールにコツコツ売れ続けている。先程Amazonでランキングを見たらあの『伝え方が9割』に続いての6位。このジャンルの書籍で発売3年経過してのこの状況は超異例で我ながらびっくり。著者としては嬉しいことです。

増刷も繰り返しているようだが…会社と雇用関係があり給与を頂いてたうちは良かったのだが、一切、お金の関係がなくなった後の印税処理はどうなるのだろうか? 著者の権利というやつだ。ちなみにこの書籍について僕は文章と漫画部分のストーリーを書いている正真正銘の著者。
どうやら会社の方は放置を決め込んでいる様子。


「いつまで過去の成果に酔ってるんだ?」と言う敵意丸出しの方もいらっしゃるようだが、「一瞬話題になる使い捨て商品でなく長く読んでもらえる入門書」を考えて作ったという意味では、3年たった今も成果を新装し続けている。
そんなに目の敵にせずに一瞬喜ぶことをお許し頂きたい。

https://www.amazon.co.jp/dp/4046016736/

2019年6月15日土曜日

受けた本当の仕打ちを公にして断罪する


私事な長文に過ぎませんが、著名セラピストさんの「赦しと優しさ」についての名言が含まれています。少し過激ですが、とてもとても興味深いです。

精神的に不調をきたしたこともあり、僕はかつてのお仕事で親しくなった著名メンタルセラピストの先生のセラピーを受けました。
先生の言葉はなぜか僕のFacebookのタイムラインやブログへの言及から始まりました。

『西原さんのタイムラインやブログは本当に"生の人間"が書いてるのが伝わって来ます。喜びも笑いも涙も落胆も滑稽も怒りも憎悪も包み隠さず存在するから人としてしっくり来るんでしょうね。
「自分がなりたい自分」を抽出してキレイに物事を書いてる人のタイムラインはまるで「広告看板」でしかなく共感も何も持てません。(西原注:SNSの使い方についてはそれぞれ自由ですね)

ただ・・・言葉を持っているあなたは、辛辣で攻撃的なことも文字や言葉にするけど、実際は「感心できないほどに優し過ぎる人」と問題視します。
どんな怒りや憎悪があっても決して言葉以上の表現(行動)をなさらない。
言葉だけにキレイに納めてしまわれますね。ある意味抑制が効いている。
その過度の抑制が今回ご自身を壊してしまったように拝見しています。

西原さんは、その"熱さ"故に、他者から受けた、裏切り、屈辱、攻撃等に対する人並み以上の怒りや悲しみがあるのにそれを言葉だけで留めて精神に無理のあるブレーキをかけています。サイドブレーキを引きながらアクセルを踏み抜いているような異常な状態。
自分を抑圧し過ぎて「限界」を超えてしまったように感じます。そうなってなお自分を痛めつけています。
本当の気持を現実的な行動で表現することも人間にとって大切なんですよ。

相手のことや回りのことばかり考えているから自分の精神や人生がおろそかになる。
社会的良識を踏まえると、復讐・制裁の類は感心しないですが、攻撃的な面を抑圧し過ぎることも自分自身への重い犯罪です。自殺行為とさえ言えます。
こんな時は特に、もっとエゴイストになって自分を一番大切にしてください。
決して自分の感情を殺さないで。

起こった事実や受けた仕打ちや裏切りを公にして断罪する。
西原さん自身だけでなく相手にも責任を背負ってもらう。
断罪だけでなく相手次第では訴訟くらい起こしても構わないのでは?
人を傷つけたら、人の家庭を壊したら、会社が壊れたら… なんてことは考えないで。
訴訟に負けたとしても、友人が減ったとしても、それはそれで構わないじゃないですか。
「西原さんが人間らしく生きることを良しとしない人」なんて西原さんの世界に必要ですか?
裏を返せば離れていく人たちも、人から献身を頂き生きることがどういう責任のあることなのか理解する必要があります。

ちゃんと自分で精神のバランスを取ってください。
私は、それがあなた自身がここから健全に生きてゆく唯一の手立てだと思います。
「優しげなこと」が必ずしも「優しい」とは限らないんですよ。
自分を殺して偽善の限りを尽くすなんて愚行は辞めなさい。
まず自分が自分らしく正しく生きて。
今回の「苦しみ」の意味を見出してここからに役立てるべきです。』



頑固者の僕が悪循環を繰り返さないように敢えてかなり過激に話してくれたのは分かっているのですが…
胸を突き刺す言葉てんこ盛りで話しを聞いてぐったりもしましたが、妙にしっくり来る部分があったのも確かなんです。
で、心にルールを作ることにしました。

品格云々でなく。

今向き合ってる感情も含めて
善人振って、怒りを文字だけで納めるのはやめよう。
断罪するなら言葉と行動を持って表現しよう。
誰かの人生をかばってばかりいないで。

2019年5月19日日曜日

金融庁から行政処分を受けた株式会社財コンサルティングにいました


昨年春まで在籍したFP会社についての悪評を耳にして残念に想う。

「投資は少額でもコツコツやれば資産が作れる。誰でも将来に夢が持てる。」
そんなことを言いながら変額保険(生命保険に投資信託機能がおまけ的に付加してる)なんて商品を長年販売してきたFP会社が「実はそれなりの金額を積み立てないと老後なんて無理。それをやらせる強制力が我々の仕事」と引き込んだ少額投資家の顧客を切り捨てるような営業方針転換を実行。

「裏切られた」という声が起きても仕方ない。
そんな声が今後ますます大きくなって行っても仕方ないですね。

ボランティアでない以上、ビジネスだからという理由は全く構わないですが、顧客を己の都合で裏切ってるように見えてなりません。顧客は物じゃなくてそれぞれに心があってそれぞれに人生のある人間なんです。

コンサルも無料から会費制に切り替え。(ただし、多くのFPは有料レベルのコンサルができていないとの評判は多い)
投資額の多い顧客だけを囲い込む方針。少額の顧客相手では手にできる手数料も少ないし、何よりも投資額が少なければ利益も少ないので顧客自身も年数万円と言われる会費なんて払えるはずもないですから。
社会に対して「投資家の利益を優先する」と明言してるのに、利益どころか、遠まわしに必要ない顧客は切り捨てていってるという現実。
自己都合の山盛りに見えて仕方ないです。

結局、自己責任の自己判断と放置するんでしょうが…
錦の御旗に掲げた「投資を根付かせて日本を元気に」は大間違いで「我が社を元気に」「我が家を元気に」って目的が丸見えなんです。多くの人の前で朗々と大げさに夢を語り多くの人間を投資へと誘ったはずなのに。

詐欺ではないけど「人の、幸せになりたい欲望」を私利私欲や自意識のために巧みに利用した宗教のように見られています。
人はそんな会社に命の次に大切なお金を預けられないような気がします。

金融庁や近畿財務局から行政処分を受けた際に、検査で見せたくない書類を隠したり、提出する役員会議の録音を偽造したり「従業員に対する適切な動機付け枠組み」を謳いながら従業員の給与を不当に減額して生活を追い詰めたり、病気で心身ともに弱っている従業員に退職勧奨したり、公正な人事評価のためとスタートした外部人事評価サービスを独断都合で中断したりした会社なので、ここで信頼などという言葉を使ってはいけないのかも知れませんが…
ビジネスとは言え、自分が豊かに生きるために他者の人生や幸せを軽視する。
関わっていた人間としてはとても残念で悔しいです。

金融庁「株式会社財コンサルティングに対する行政処分について」