2012年5月16日水曜日

業界誌の使命について

最近、某業界誌様とご縁があり『業界誌の使命』について考えさせられています。
業界誌は企業から広告を頂いて生きるビジネスなんですが、業界というコミュニティ意識を啓蒙したり、他業界や社会に対するイメージ向上をはかるという大きな使命もあるんですよね。
今、手にしてる業界誌は広告と企業発信のリリースそのままが掲載されたチラシみたいな媒体。そこには媒体としての主張も、記者の目も、プレゼンテーションもなく、レイアウトも写真も見ていられないレベル。
どうひいき目に見ても、広告費をせしめるための手段にしか見えなくて、なんとも情けないのですが、そんなチラシみたいな誰も真剣に読まないような媒体に出稿して広告費を無駄遣いしてる企業さんにも呆れてしまいます。
古くからの業界慣習にも大切なものはあります。でも、これは存在自体が明らかに業界のネガティブ・ブランディングで、『変化』させなくては内から外から業界を腐食させて行くものです。
私は業界慣習を知らない若輩者ですが・・・ 社会からの客観的な視点は持っています。 
真摯な姿勢で警鐘を鳴らしてみたいと思っています。

※ 写真はイメージで記事内容とは直接的に関係ありません。





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