2012年11月10日土曜日

「正しいお金の知識」を子供達に・・・


これから社会に出て行く子供達にこそ、"無駄なお金を使わず、効率よくお金を貯めて、お金を増やす"ための、「お金の教育」が必要。破産する人が年々増えたり、必要以上にお金を使わなくなって国内経済が低迷したりといった状況も、子供だけでなく、今の大人にさえ「正しいお金の知識」がないという『無知』が大きな要因の一つにもなっています。

今、世の中で「これが有効なお金の使い方だ」と言って見せられるものの多くも、実は大きな金融機関のビジネスにだけ都合の良い我田引水な知識だったりもします。
その大きな力は、自らのマイ

ワールドを守るために、姑息な啓蒙活動を続け、一般国民の頭に間違った情報をぶち込み続け、正しい情報を見えないものにしようとする。

そんな世の中の流れを背景に、私立の普通高校、大学、専門学校をはじめとするいくつかの学校に『お金の教育』カリキュラムの授業提案をしました。
「これからの時代を生きて行くために、子供達にも正しい金銭の知識を提供して、ちゃんと選択肢を見せよう!」という熱い気持ちを持って。

多くの学校は、在校生へのキャリア教育と、入学生を増やすための魅力作りも含め、「これだ!」とばかりに更に詳細な話が聞きたいと身を乗り出しますが、入学生の数の減少を食い止めなくてはならないはずなのに、「生徒が興味を持たないと思う」「お金と言うテーマは学校では難しい」「親がいい顔をしない」と言った保守的な言葉で、提案から目を背ける学校も僅かにありました。
学校それぞれに暗黙の方針があり、熱心さ、柔軟さ、そして生徒達の人生への責任感のレベルが大きく違うのですね。

自己改革力が高いと思っていた専門学校よりも、本来保守的だと思っていた普通の高校や大学の方が柔軟だったのに驚きました。入学生を増やすための学校の個性と魅力作りの一環として、色んな講師を校外から迎え、生徒さんの社会性を高めようと努力しています。
先生方自身も、現状にあぐらをかくことなく、色んなことを学び「新しいカリキュラム」を日夜研究されている姿にはいい意味で驚かされました。
「西原さんがテーマにしている"お金の教育"や"個人ブランディング"というのは私たち教育者も率先して生徒に伝えなければならないものだと思います。だから是非とも知恵を貸してください」というありがたい言葉を背に、教育のプロでもなんでもない私も、この国を、この世界をこれから作って行く若者達の成長に微力ながら関わって行きたいと思います。

「変化」は困難で苦しいものです。
赤ん坊はお母さんのお腹から新しい世界に飛び出すとき、その苦しさに大声で泣くとも言われます。
一緒に苦しんで、一緒に大声で泣いて、一緒に新しい世界に飛び出したい。
そんな想いを、"心ある"教育関係者の皆さんと共有して前に進んで行けたらと思います。

私は自分なりの方法で大人としての責任をちゃんと果たします。
残念ながら、あぐらも下手くそだし、所詮、守るような立場も無いし
「変化」なんて今更怖くねーのです。

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