2015年10月18日日曜日

清濁併せて私と成る


如何ともし難い。

2年足らずの短い間、居を同じくした女性が、ちゃんと働いてお金を稼がない自称起業家たちとつるんで、あまり感心できない『資格ビジネス』を始めたと風の噂。
人の心を相手にするメンタルセラピーというジャンル。

この業界、一部に真摯に正しくやってる本物のセラピストがいるのも知ってるけど、"人間の弱い心につけこめるビジネス"なので圧倒的にアコギな人間が多いのが残念な事実。
資格としての意味をなさない資格を与えたり、受け売りの自己啓発セミナーの類で数十万円のお金を取ってるとか。
もう、知人でさえない赤の他人なので何をしようが意見を言える筋合いではないのですが・・・

どうやらそのセミナーや営業トークの中で、西原朗が登場しているらしい。
曰く、「私は、どうしようもないダメな人間を、学校で教壇に立ったり、セミナーを開いたり、本を出版したりできるような人間に育てた」と。
このどうしようもないダメな人間というのが西原朗らしい。

おいおいちょっとぉ(笑)

如何ともし難い。
が、育てられたという部分は頭から否定はしない。

「+」も「-」も、「黒」も「白」も、「光」も「闇」も、「善」も「悪」も、「美」も「醜」も、「快」も「苦」も
全てが今の自分を形作ったことを覚えているから。
それに、どんな最悪な輩との「出会い」にも「学び」があるし、
「別れ」も、その形が醜悪であればあるほど「学び」があることを知っているから。

すべてひっくるめてポロンと出来上がったのが、2015年10月版の西原朗だというのは間違いないので。

如何ともし難い。
でも、呆れはするけど、怒りはない。
「何が正しいか」「誰がどうしようもないダメな人間か」を決めるのは私や彼女でなく・・・ 
世の中の正しい人たちの目なんだからね。

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