2016年1月21日木曜日

「10分どん兵衛」の美味しさに見る「長期実践」の効用



日本の食文化に不可欠な存在=カップ麺


皆さんはカップ麺はお食べになりますか?
1971年、日清カップヌードル発売以来、日本の食文化に不可欠な存在となったカップ麺。
時代の風を受けて、色んなバリエーションのゴージャスなカップ麺が登場して
そのたびに私の食のアンテナは「食べたい」「味わってみたい」と貪欲な反応をしてしまいましたが、
どこまで多彩なバリエーションや究極のゴージャスを目指して一瞬遠出したとても
結局、ベーシックといういつもの場所に帰ってきてる自分がいます。

放蕩息子が帰ってくるその場所が「日清カップヌードル」と「日清のどん兵衛」。
カップ麺の魂ここにありという感じの普遍的な”在り方”=シンプルさが私には妙にシックリ来ます。


インターネットでは「10分どん兵衛」が美味しいと大騒ぎ!


この一方「日清のどん兵衛」に関する話題で
「10分どん兵衛」が美味しい!と今ちょっとした騒ぎが起きています。

10分のどん兵衛って…それ一体何だ!?
その答えは拍子抜けするほどに簡単。
通常、熱湯を注いで出来上がりまで5分待つところ、もう一踏ん張りしてプラス5分待つという何とも穏やかな荒技。
合計10分の忍耐がどん兵衛をどんな素敵な味にするのでしょうか?

常識的に考えるとそれは「伸び切ったどん兵衛」でしかない。
ところが実際に食してみると、
コシのやわらかさは福岡の絶品のうどんを思わせる美味しさ・・・という意見がネットに乱立しています。実際に食べてみると分かりますが、5分プラスによる麺への出汁の滲み具合も、この美味しさに多大な貢献をしてる印象です。

とにかく、これも大層美味しい。

本来常識と思っていた場所から視点を少しずらすことで新しい常識が見えてくる



世の中に存在する「もの」「出来事」そしてどん兵衛のような「食べ物」も
本来常識と思っていた場所からググッと視点をもう少しずらすことで新しい常識が見えてきます。
そう考えを廻らせ始めると、私たちが推奨している投資運用も「日本人の過去のお金の常識」から、その視点を世界方向に向けてググッとずらした一つの形だよなって共通点を感じ始めてニンマリ。非常識で常識をブレイクスルーした快感さえ感じます。

私たちは「お金の美味しい増やし方」を見つけた!



私たちは柔軟な感性で「お金の美味しい増やし方」を見つけたという訳です。

そして、その肝もなぜか共通する「待つ」こと。
新しい美味しさのために「5分でなく10分待つ」。
美味しくお金を殖やすために「短期でなく長期で実践する」
美味しさを求めて、お金が増えるのを期待して、値段の上下に一喜一憂しないで「積極的に待つ」。

誰が言ったか知らないが・・・お偉さんが入社式や結婚式等の催事での訓示で使う「待てば海路の日和あり」なんて諺。
言い得て妙と唸る冬の夜。
さぁ、明日の会社でのランチは「10分どん兵衛」で乾杯です!

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