2015年8月12日水曜日

記録には残らないけど記憶に残るパフォーマンス



「記録には残らないかもしれないけど記憶に残るパフォーマンスをやりたかった」

2006年冬季トリノオリンピックの女子フィギュアスケートシングルで金メダルを獲得した荒川静香さんが語った言葉。彼女の代名詞である美しい技「イナバウアー」は流行語になるほど人気のある技でしたが、トリノオリンピックで採用された新しい公式ルールでは難易度0で一切加点のない技と大会側から発表されていました。

でも… 金メダルを決めたフリーの演技で彼女は、その"0点の技"をあえて堂々と大観衆の前で披露して会場中を魅了し大喝采を浴びました。結果的に彼女は金メダルを手にできましたが「なぜ?そんなリスクのあることをやったの?」という質問に彼女自身が答えたのが先の言葉。

「記憶に残るパフォーマンス」 私も目指すところだなぁ。

仮に「成功」「達成」といった記録に残らなくても、「彼がいたおかげで何だか楽しく仕事ができたな」「奴がいたから頑張れたな」「あの人がいたから勇気をもって前に進めたんだ」「あいつがいたからいつも笑ってた」「彼がいるだけで大きな安心感があったな」・・・ そんなことでもいいから一人でも多くの人の記憶に残る生き方をしたいと願う私です。

もちろん、結果的に記録に残れば万々歳ですが、やっぱり大切なのは人の記憶に残り続けることかな。
"生きてた証""生きてた形跡"とかって考えるとそんなことになってくるよな。

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