2019年6月15日土曜日

受けた本当の仕打ちを公にして断罪する


私事な長文に過ぎませんが、著名セラピストさんの「赦しと優しさ」についての名言が含まれています。少し過激ですが、とてもとても興味深いです。

精神的に不調をきたしたこともあり、僕はかつてのお仕事で親しくなった著名メンタルセラピストの先生のセラピーを受けました。
先生の言葉はなぜか僕のFacebookのタイムラインやブログへの言及から始まりました。

『西原さんのタイムラインやブログは本当に"生の人間"が書いてるのが伝わって来ます。喜びも笑いも涙も落胆も滑稽も怒りも憎悪も包み隠さず存在するから人としてしっくり来るんでしょうね。
「自分がなりたい自分」を抽出してキレイに物事を書いてる人のタイムラインはまるで「広告看板」でしかなく共感も何も持てません。(西原注:SNSの使い方についてはそれぞれ自由ですね)

ただ・・・言葉を持っているあなたは、辛辣で攻撃的なことも文字や言葉にするけど、実際は「感心できないほどに優し過ぎる人」と問題視します。
どんな怒りや憎悪があっても決して言葉以上の表現(行動)をなさらない。
言葉だけにキレイに納めてしまわれますね。ある意味抑制が効いている。
その過度の抑制が今回ご自身を壊してしまったように拝見しています。

西原さんは、その"熱さ"故に、他者から受けた、裏切り、屈辱、攻撃等に対する人並み以上の怒りや悲しみがあるのにそれを言葉だけで留めて精神に無理のあるブレーキをかけています。サイドブレーキを引きながらアクセルを踏み抜いているような異常な状態。
自分を抑圧し過ぎて「限界」を超えてしまったように感じます。そうなってなお自分を痛めつけています。
本当の気持を現実的な行動で表現することも人間にとって大切なんですよ。

相手のことや回りのことばかり考えているから自分の精神や人生がおろそかになる。
社会的良識を踏まえると、復讐・制裁の類は感心しないですが、攻撃的な面を抑圧し過ぎることも自分自身への重い犯罪です。自殺行為とさえ言えます。
こんな時は特に、もっとエゴイストになって自分を一番大切にしてください。
決して自分の感情を殺さないで。

起こった事実や受けた仕打ちや裏切りを公にして断罪する。
西原さん自身だけでなく相手にも責任を背負ってもらう。
断罪だけでなく相手次第では訴訟くらい起こしても構わないのでは?
人を傷つけたら、人の家庭を壊したら、会社が壊れたら… なんてことは考えないで。
訴訟に負けたとしても、友人が減ったとしても、それはそれで構わないじゃないですか。
「西原さんが人間らしく生きることを良しとしない人」なんて西原さんの世界に必要ですか?
裏を返せば離れていく人たちも、人から献身を頂き生きることがどういう責任のあることなのか理解する必要があります。

ちゃんと自分で精神のバランスを取ってください。
私は、それがあなた自身がここから健全に生きてゆく唯一の手立てだと思います。
「優しげなこと」が必ずしも「優しい」とは限らないんですよ。
自分を殺して偽善の限りを尽くすなんて愚行は辞めなさい。
まず自分が自分らしく正しく生きて。
今回の「苦しみ」の意味を見出してここからに役立てるべきです。』



頑固者の僕が悪循環を繰り返さないように敢えてかなり過激に話してくれたのは分かっているのですが…
胸を突き刺す言葉てんこ盛りで話しを聞いてぐったりもしましたが、妙にしっくり来る部分があったのも確かなんです。
で、心にルールを作ることにしました。

品格云々でなく。

今向き合ってる感情も含めて
善人振って、怒りを文字だけで納めるのはやめよう。
断罪するなら言葉と行動を持って表現しよう。
誰かの人生をかばってばかりいないで。

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